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27件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2021-05-18 第204回国会 参議院 法務委員会 第14号

まず、今日午前中から森議員村木厚子さんの事例を御紹介くださいまして、検察取調べ過程で客観的な事実と全く違う調書があちこちから出てきて、しかも、その間に整合性があることに村木さん自身が大変驚いたと言っておられます。それを整合性をつくるということは、ある意味で組織的に村木さんの冤罪をつくり出したということになるのではないでしょうか。本当にこれは法務行政の中でも大変大事な問題だと思います。  

嘉田由紀子

2015-08-21 第189回国会 参議院 本会議 第36号

今回の法改正案に至る出発点は、従来の捜査が過度に取調べに依存し、裁判においても供述調書、すなわち犯罪捜査取調べ過程における被疑者等供述記録した文書が結果的に重視される傾向にあった点を正すことにあると理解いたします。  密室での取調べを経て作られた供述調書は、違法な取調べが行われた場合はもちろん、いかに適正な取調べを経た場合であっても、その内容が真実か否かは慎重な対応を要します。

矢倉克夫

2009-04-23 第171回国会 参議院 法務委員会 第10号

一つ、二〇〇七年の五月に出されました国連拷問禁止委員会総括所見について取り上げますと、端的に言いまして取調べ過程全面録画を直ちに実行する、あるいは警察拘禁期間代用監獄を始めとして警察の下に被疑者長期間勾留されるというこの状況を変えるべきである、あるいは取調べの時間について法的規制をするべきであると、こうしたテーマが出ているわけですね。  

仁比聡平

2009-04-09 第171回国会 参議院 法務委員会 第7号

ただし、運用されているもので最後調書を取るところが録画され、かつなぜ自白をしたのか、そのときの状況等も、これは不利益が出てもすべて録画するということになっておりますので、そういう意味では、取調べ過程の適正について手掛かりを残すという意味では大きな意味を持っていると思います。  もちろん、それだけでは弱いかもしれませんが、被疑者国選弁護もあり、また取調べ状況記録ということもあります。

大澤裕

2008-05-08 第169回国会 参議院 法務委員会 第9号

最高検の検証は、その点も含めてどのように自白が取られていったのか、代用監獄を利用した長時間取調べ細切れ逮捕、起訴による長期身柄拘束取調べ室での偽計や誘導、そういった自白採取過程取調べ過程について何らの検証も行っていないわけです。その検証なしに、検察捜査機関に対する信頼の回復など私はあり得ないと思いますけれども、大臣、再度検証をするべきではないですか。

仁比聡平

2007-12-11 第168回国会 参議院 法務委員会 第6号

ですから、松岡さんたちとも一緒になって、あるいは松野さんたち一緒になって私たちは、その取調べ過程ビデオ録画する、そういう法案を過日、参議院に提出させていただきました。死刑を存続し、そして冤罪を根絶するには私たちはそれしか方法がないのではないか、そんなふうに思っています。  もしこの点に感想的なものがございましたら、一言だけお聞かせいただけますでしょうか。

前川清成

2007-03-20 第166回国会 参議院 法務委員会 第3号

最高裁判所長官代理者小川正持君) 取調べ過程録音録画という問題でございますけれども、被疑者自白ないし供述任意性等争点になりましたときに、まずこれは、立証をするのは第一義的には立証責任を負う検察官責任だということでございますので、どのような立証を行うかということについては検察官において判断すべき事柄であるというふうに考えております。

小川正持

2007-03-20 第166回国会 参議院 法務委員会 第3号

先ほど冒頭申し上げたように、国際的な流れとしてはもう取調べ過程可視化というのは当然なんですよね。今度批准するのも、ICC条約だってそうなわけで、これはもう本当に真剣に、そして早急に検討をして、検察庁は試行を始めていらっしゃるわけですが、この取調べ過程可視化是非実現をしたいということを改めて申し上げ、大臣にもお願いを申し上げて、質問を終わります。

仁比聡平

2006-03-22 第164回国会 参議院 法務委員会 第3号

具体的にいいますと、取調べ過程可視化する。それはビデオに撮っておくかテープに取っておくかすれば、自白任意性について後日争われて、裁判員の前で言うた言わないという話を延々続けると、この作業をやらなくて済むと思うんですが、大臣、いかがですか。裁判員制度に備えて取調べ可視化等刑事手続についての改革の必要があると私は思うんですが、大臣のお考えお聞かせいただいてよろしいでしょうか。

前川清成

2004-11-19 第161回国会 参議院 本会議 第8号

特に、捜査取調べ透明性公平性を確保すべきであるとの観点から、ビデオ録画等による取調べ過程可視化弁護人立会い権の確立、検察側証拠開示徹底化が必要であると考えていますが、法務大臣の見解をお伺いいたします。  犯罪を抑止していく重要な前提として、人権を確立していくことは欠かすことのできない重要な課題であります。

松岡徹

2004-11-19 第161回国会 参議院 本会議 第8号

最後に、取調べ過程録音録画取調べ弁護人が立ち会うことについてお尋ねがありました。  これらの問題につきましては、司法制度改革審議会意見においても、刑事手続における被疑者取調べの役割との関係で慎重な配慮が必要であることなどから、将来的な検討課題とされており、法務省としても慎重に検討することが必要であると考えております。(拍手)    〔国務大臣村田吉隆君登壇、拍手

南野知惠子

2004-05-18 第159回国会 参議院 法務委員会 第17号

次に、取調べ過程透明性についてでございますが、素人の裁判員が客観的に適切な判断ができるように、証拠全面開示取調べ過程透明性が求められると思います。密室作成される自白調書ではなく、自白任意性信用性が明らかで分かりやすいものとなるように、取調べ過程透明性は不可欠のように思います。これが取りも直さず司法に対する国民信頼と理解につながり、裁判迅速化にもつながると思います。  

遠藤香枝子

2004-05-18 第159回国会 参議院 法務委員会 第17号

次に、宮城県情報公開審査会審議委員遠藤香枝子君からは、裁判員制度義務として国民に負担を押し付ける印象を与えるのではなく、定着させるため積極的に広報活動国民意識の喚起を行う必要があること、裁判員守秘義務の範囲を分かりやすく、具体的に明らかにすべきであること、証拠全面開示取調べ過程透明性を図る必要があること、裁判員意見を言いやすくするために合議体裁判官の数を減らすべきであること、嫌がらせなどから

吉田博美

2004-05-18 第159回国会 参議院 法務委員会 第17号

法務省を含めました関係省庁におきましては、被疑者取調べの適正を図るとともに、取調べに関する客観的、外形的な証拠資料を提供することにより、公判審理充実迅速化に資するための方策として、平成十六年四月一日から、身柄拘束中の被疑者被告人取調べ過程状況に関する事項につき書面による記録作成保存義務付ける取調べ過程状況記録制度を実施しているところでございます。  

樋渡利秋

2004-05-11 第159回国会 参議院 法務委員会 第15号

そして、従来はいわゆる取調べ過程録音録画というのは専らヨーロッパということでありましたけれども、最近はアジアにもずっと広がっております。  これも、日弁連が韓国とか台湾を訪問をした記録集もいただきました。既に韓国取調べ弁護人の立会いということが認められてきていて、そして今年五月には録画録音試験的実施も開始する予定だと、こういうことを聞いております。

井上哲士

2004-05-11 第159回国会 参議院 法務委員会 第15号

法務省を含めました関係省庁におきましては、被疑者取調べの適正を図るための方策として、平成十六年四月一日から、身柄拘束中の被疑者被告人取調べ過程状況に関する事項につき書面による記録作成保存義務付ける取調べ過程状況記録制度を実施しており、この制度は、公判において取調べに関する客観的、外形的な証拠資料を提供することにより、公判審理充実迅速化に資することも目的とするものでございます

樋渡利秋

2004-04-28 第159回国会 参議院 本会議 第19号

特に重要なのは、取調べ過程をガラス張りにすることです。これまでの刑事裁判長期化の要因は、捜査段階での自白が果たして被告人の自発的な意思で行われたのかどうか、いわゆる自白任意性をめぐる争いです。取調べ密室で行われているために明瞭な証拠はなく、法廷での水掛け論が行われてきました。このようなことが繰り返されるならば、裁判員は十分な証拠もなしに自白任意性判断を強いられます。

井上哲士

2004-02-25 第159回国会 衆議院 法務委員会 第2号

また、最高検察庁におきましては、平成十五年七月十五日、次長検事統括責任者といたします刑事裁判充実迅速化プロジェクトチームにおきまして、刑事裁判充実迅速化に向けた方策に関する提言を取りまとめておりまして、その中で、捜査段階における自白任意性を主として客観面から担保するため、検察官として留意すべき点として、今後導入される取調べ過程状況書面記録制度を適正に運用すること、任意性担保に関する資料

樋渡利秋

2003-10-09 第157回国会 参議院 法務委員会 第2号

特に、最近、弁護士や市民団体だけではなくて、裁判官をされていた方からも更に踏み込んだ取調べ過程録音録画を求める声が出されているのに非常に注目をしております。  幾つか論文を見ましても、自白任意性というのが非常にやはり争いになってきた、これは客観的ななかなか証拠がなくて水掛け論になっている。これまでの裁判官であっても、それについての判断が非常に難しかったという中で、長期化の原因にもなってきた。

井上哲士

2003-07-08 第156回国会 参議院 法務委員会 第20号

今求められていることは、裁判の人的・物的充実証拠が偏在している事件の問題を解決するための挙証責任の転換、証拠収集手続抜本的改善検察官手持ち証拠全面開示取調べ過程可視化などを進めることであります。  反対理由の第二は、迅速化法案によって予定されている最高裁判所による検証が、憲法で保障されている裁判官の独立を侵害する危険があることです。

井上哲士

2003-03-26 第156回国会 参議院 内閣委員会 第4号

しかし、この点に関しましては、法務省のほか、捜査機関を所管する多数の関係省庁にもかかわりますことから、その対応の統一を図るため、取調べ過程状況記録制度に関する関係省庁連絡会議が設置されておりまして、法務当局としましては、今後とも関係省庁間で緊密に連携しながら、取調べ過程状況記録制度を具体的なものとしていきたいと考えております。  

樋渡利秋

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